2回目の流産②
福岡で探した病院は、
実は広島か福岡を決める時に、病院が家の近くにあるのも選択の1つだった。
もし胞状奇胎なら、通院しなくてはならない。
だから通いやすくて、大学病院が近くにあるところにしようと。
ここは不育症も専門で、家からも車で30分でいけるから、ここにしました。
予約の電話をして、先に胞状奇胎の疑いがあると伝えるとすぐ来て下さいと。
インドネシアからの紹介状を持参して、なんとかスムーズに入れました。
診察の結果、胞状奇胎で間違いないと思いますとのこと。
どこかで、胞状奇胎ではないんじゃないかって思ってた。けど、インドネシアの先生の診断は正しいって。
あとは、そうは手術して、取り出したものを病理検査にかけてみて詳しい事がわかるそう。
大学病院って、毎回先生が違う。
私のこれまでの経緯と病状をパソコンに入力していく。それをみて、また違う先生が診察するというシステム。
その状況にいつまでも慣れなかった。
手術して1泊。
全身麻酔をして、目覚めるとつわりがすっかり収まっていました。
つわりがない事で、手術をした実感がわく。
ほとんど痛みもなく、むしろ手術前の点滴針を手首から入れるのと、手術前の子宮を挟まれるのが痛かった。けど、どちらも我慢できる痛さで、あっという間に手術は終わりました。
2回目の流産は、
初めて心拍が聞こえたあとの流産
そして、初めての手術
流産だけではなく、胞状奇胎という事
この3点が重くのしかかって、しばらくは妊活をしたくないという気持ちになりました。
でも、1つ嬉しい事が。
病理検査の結果は陰性。
胞状奇胎ではありませんでした。
ただ、手術前には、80,000になっていたHCGの数値。かなり高いので、それが下がるまてまは、経過を見ながら、日本で通院。
数値が完全に下がって、妊活の許可がでるまで、半年かかりました。
実家の子供たちとは、
もうすっかり仲良しです( ˶´⚰︎`˵ )
さらに、生命保険にも入っていたので、保険がおり、今は高額限度額認定証という制度があるので、手術費用は50000円に抑えられ、尚且つ23万の保険で、プラスです( ;∀;)
ただ、インドネシアで心拍を確認した後すぐ血液検査をした金額が7666000ルピア(日本円で当日約72000円)かかりました、、。
あまりの高さに、桁が違うんじゃないか確認しました💦
海外の産婦人科も1回の診察料が毎回1万超で高かったです。日本はもうちょっと安いし、補助券も出る。何より安心度が違う!
日本はありがたいですよね。
そして、今回は初めて供養もしました。
1回目の流産の時はまだ胎嚢さえ見えなかったけど、2回目は心拍まで聞こえて、命が宿っていたから。何もしないままにできなかった。
ちゃんとお別れして、向き合ってからバイバイしたいなと考えて、福岡の小さな神社にお願いして、2人分してもらいました。
気持ちの整理をつける意味でも。
この時は、それが1番大事と思って。
でも後にこの考え方もかわるんですけどね。
必ず供養は神社でしなくては行けない訳では無いと思います。思い出すだけでもいい、毎日でなくてもたまに手を合わせるだけでもいい。
やり方は人それぞれだから、誰かがしてるから私もしないとなんてないと思います。
自分なりに赤ちゃんとお別れできるのが1番いいんだと思います。
2016.3.4 2回目の流産(心拍停止の確認)
2016.3.11 そうは手術
8W 心拍確認後に停止。稽留流産